欧米豪富裕層にとっては当たり前のビジネスジェット。いよいよ日本航空も参入。

日本航空(JL)と丸紅は1月11日、ビジネスジェットのチャーター手配、オーナー所有機のマネジメント、日本発着のビジネスジェットの運航支援や地上手配などを実施する新会社として、「JALビジネスアビエーション」を設立した。これにともない、丸紅はグループ会社の丸紅エアロスペースで展開しているビジネスジェットのチャーター手配と、オーナー所有機のマネジメント事業を順次新会社に委託する。新会社は4月から営業を開始する。

 JLは17年にフランスのビジネスジェット運航会社であるダッソーファルコンサービス(DFS)と提携し、5月からJLのパリ線とDFSの欧州・アフリカへのチャーターを組み合わせた「JAL FALCONビジネスジェットサービス」を提供してきた。
 一方でANAHDは昨年3月に双日とビジネスジェット手配会社設立し、同年10月にはTTBと提携し市場を拡大している。

 新会社で展開する事業のうち、ビジネスジェットのチャーター手配については全世界を対象に実施。JL便をはじめとする定期便からの乗継、日本から海外への直行チャーター、海外都市間のチャーターなどを取り扱う。ターゲットは国内の経営者層や富裕層で、JLの法人顧客ネットワークを活用する。チャーターには、新会社で管理するオーナー所有機や、世界各国のビジネスジェット運航会社が管理する機材を利用する。

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